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世界中の多くの人に愛されるお菓子、チョコレート。

最近では Bean to Bar チョコレート  (カカオ豆からチョコレートになるまで一貫して製造されたもの) や、芸術品のような色とりどりなもの、珍しいフレーバーのものなどもたくさん販売されていますね。

スーパーマーケットや専門店など、今はどこでもいつでも買うことのできるチョコレートですが、実は近い未来になくなってしまうのではないかと危惧されているんです。

この記事では、カカオがチョコレートになるまでのことや、どんな人たちが作ってくれているのかについてを紹介します。そこにどのような問題や改善策があるか、友達や家族のみなさんと一緒に話し合ってみましょう。

Lesson.1

カカオについて

カカオは、高さ6-8m程の木になる実で、長さは15-30cm、ラグビーボールのような紡錘型をしています。実の中にある20-60個の種が、チョコレートの原材料になる「カカオ豆」です。

熱帯地域に育つ植物のため、原産国としてよく知られているのはガーナやコートジボワール、エクアドルなどアフリカ・南アメリカ大陸の国が多いです。特にガーナは日本がカカオを輸入している量の7割以上を占めており、国名が商品名にもなっているように「ガーナ=チョコレート」と連想する方も多いでしょう。

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Lesson.2

カカオがチョコレート になるまで

カカオ豆は、さまざまな土地でで長い工程を経てチョコレートになります。

まずカカオの生産国でカカオの実から種を取り出し、数日間かき混ぜながら発酵させます。その後、天日乾燥させてからクオリティのチェックやテストが入り、それらを通ったものが商品として生産国から輸出されます。カカオ豆を輸入した工場では、豆を除菌してから焙煎をします。そしてその工程で「カカオニブ」という、焙煎したカカオ豆から皮を取り除き、細かく砕いたような状態のものが作られます。さらにそれを擦り潰していくことで、ペースト状の「カカオマス」や「カカオバター」「ココアパウダー」などに分解され、カカオマスとカカオバター、砂糖、乳製品等の材料を加工・熟成することで、私たちの普段見るチョコレートになっていきます。

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Lesson.3

気候変動が問題で、2050年にはチョコレートがなくなるかもしれない?

実は2018年頃から少しずつ囁かれていたこの2050年問題。地球温暖化が進むことで、原材料であるカカオの年間生産量が減少していくのに反して、需要が供給を上回り、生産が追いつかなくなる可能性があると発表されたことがきっかけにあります。この問題に関してはさまざまな意見がありますが、地球温暖化による環境の変化は、私たちの生活にも関わっている問題になります。今後大きなネックになっていくということを知っておくことは大切なことですね。

Lesson.4

カカオ農園では、

どんな人たちが働いている?

カカオが生産されているアジアやアフリカの地域は、多くがが家族単位の小規模な農家で栽培から出荷までの工程を行う必要があるため、大人も子どもも1日のほとんどの時間を農園で過ごしています。18歳未満の児童労働はカカオ農園では長い間注視されてきました。子供は学校に行っているはずの日中を農園の開墾や草刈り、収穫したカカオの実や豆の運搬に費やしており、重いものの運搬や過度な労働が成長を妨げている可能性もあると言われています。学校に行くこと、勉強が必要なことと感じる機会がなければ、教育の機会を提供する場も限られています。というのは、学校の数が少ないこと、親の世代が教育を受けずに育ってきたこと、貧しいために働き手が必要状況がずっと当たり前だったのです。

 

そして最近は温暖化やカカオの木の老朽化による効率の悪化、カカオの国際取引価格の低迷など、さまざまなことが重なっています。児童労働の約6割は農業の現場で起こっているということもあり、世界の貧困・教育格差・子どもの権利を再認識する機会がもっと必要とされています。

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Lesson.5

話し合ってみよう!

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・チョコレートを作れる環境を守るためには、どうしたらいい?

・カカオ農家の賃金が安いのはどうして?

・学校に行けずに働かなければならない子どもたちが学校に通えるようになるには、

 これから何ができると思う?

・今はどんな取り組みがされているか、話し合って、調べてみよう

・SDG何番の目標と関係しているか、みてみよう

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