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普段の生活の中で、使わない日がない程私たちの周りに溢れているプラスチック。

最近では使用を削減するための取り組みや環境に配慮した商品、仕組みを発信する企業も増えてきました。プラスチック削減=社会的に良いこと とされていますが、根本的な理由やその必要性を実感することは、なかなか難しいのではないでしょうか。
これからの地球を守っていくため、より良い環境を作っていくためにはどのようなことをしていくことができるのか、考えて、共有してみましょう。

Lesson.1

普段よく見る、よく使うプラスチックにはどんなものがあるのか

​1.そもそもプラスチックとは?

プラスチックで最近話題に上がっているものの中に、レジ袋やストローがありますよね。7月は特に、プラスチックの使用を制限した生活を促進するエコ活動「Plastic Free July」に参加する人も多く、生活の中で使用するプラスチックを見直すのに適した時期であるとも言えます。

ではまずプラスチックの正体についてです。プラスチックは石油由来の合成樹脂のことを表します。軽量で加工がしやすいことから、さまざまな場面で使用されています。
まず認識しやすいのは、ラベルにも必ず記載されるこのマークがついたもの。

パッケージに必ず記載がありますよね。ただプラスチックの中でも性質により100種類以上にも分類できます。例えば

など。機材のパーツ、容器、おもちゃ、衣類の素材としても使われています。

2.マイクロプラスチックとは?

マイクロプラスチックとは、プラスチックの中でも非常に小さいサイズのもののことを意味します。一般的には5mm以下のサイズのものですが、小さいものだと0.3mm、それ以下のサイズなど目に見えない粒子としても空気中、海中に存在しています。

マイクロプラスチックは「一次マイクロプラスチック」と「二次マイクロプラスチック」に分類されており、それぞれが陸から海底、あるいは大気中に移動し自然のサイクルと同じように循環されてしまっているのが現状です。

Lesson.2

プラスチックが環境に与える影響

1.大気汚染

プラスチックの原料が石油であることから、製造過程で温室効果ガスが発生します。そしてゴミとして燃やされる際も、石油由来、植物性由来どちらのプラスチックも二酸化炭素を排出することになってしまいます。また、陸上でもマイクロプラスチックが観測されており、大気中、雨の中にも成分が含まれてい他ことが明らかになっています。

マイクロプラスチックは「一次マイクロプラスチック」と「二次マイクロプラスチック」に分類されており、それぞれが陸から海底、あるいは大気中に移動し自然のサイクルと同じように循環されてしまっているのが現状です。

2.ゴミが世界中の海に蓄積される

世界中で課題として挙げられている、プラスチックごみによる海岸汚染。陸上や河原に捨てられたものが雨などによって海に流されていくというケースもあり、そこから海流に乗って全く関係のない島、国の風景を汚してしまうということが起こっています。近年、1平方キロメートル当たり1万3000個ほどのプラスチックごみが計測されています。マイクロプラスチックの破片状のものや発泡スチロール、ペットボトルのパーツ、釣用具など、海に流れ出てしまったごみが、綺麗な海を守る取り組みを妨げているかもしれません。

3.海洋生物に被害

海に漂流したゴミは、大きさを問わず世界中に漂流し海洋生物にもダメージを与えています。紫外線や波の力により変形したプラスチックやパーツを餌と勘違いして飲み込んでしまったり、網に引っかかり取れなくなってしまったことで自由に動けなくなり怪我をしてしまう動物の写真を見たことがある方もいると思います。海で生活する動物がひとつのごみを誤って摂取してしまうと、死亡率が一気に上がってしまいます。鳥類の場合は消化管が塞がってしまうこと、カメなどの爬虫類は腸内にプラスチックが蓄積されることにより生命危機に陥ってしまいます。サンゴに関しても、プラスチックの摂取量が倍以上になっていたことがわかり、海洋生物の循環にも少しずつ変化が起き始めています。

Lesson.3

今後どのように変化していくのか

1.海外の事例から学ぶ

イギリス:マイクロビースを使用した製品の製造や使い捨てプラスチック製品の販売を禁止する法案

消費者側の生活習慣にも変化があり、殆どの人が外出の際にエコバッグを持ち歩いているそうです。

ヨーロッパ諸国:「Zero Waste Map」

ヨーロッパ諸国が特に活発的です。「ゼロウェイスト」「量り売り」など、求めているカテゴリーの店舗を簡単に見つけることができるようになっています。

オランダ:土に還る優しいプラスチック

砂糖が原料で、土の中に入れておくと一年程で土に還るようになっているそうです。今後このペット墓鳥を使用した飲料品などが、スーパーマーケットなどなどで見かけることも増えるかもしれません。

2.貢献できるSDG

SDG 12:つくる責任、つかう責任

現在プラスチック製品が補っている部分をクリーンなものに変えることで、つくり手とつかい手の両者が、地球や社会を考慮してものづくりの現状を良い方向に変えていくことができるようになります。

SDG 14:海の豊かさを守ろう

海の生態系のバランスを崩さないように、そして陸上で生まれる製品がこれ以上に海を汚すことのなように持続可能な生活を意識することで、海に蓄積されてしまったプラスチックごみの環境も変えていくことができます。

私たちが今ある自然環境を少しでも守っていくために今日から取り掛かれること、それはプラスチック 製品の消費や利用を減らしていくことです。 外に出る際にエコバッグやマイタンブラーを持ち歩くことも、商品の原材料をチェックして意識的に自然由来のものを選ぶことも、海岸のゴミ拾いの活動に参加してみることも、全ての行動が未来を作る要素です。 プラスチックは完全に自然に分解されるまでおよそ1000年かかると言われています。消費で未来を選択できる私たちだからこそ、実践できることを少しずつ増やしていきましょう。

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